日記・・なのです。


by hikagenokazura
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manipulator

以前、プロのミュ-ジシャンである知人に相談したことがある。
「ライブをやろうかと思ってるんだ」
・・その男、すかさずこう言った。
「マニピュレ-タ-を一人付けた方がいいよ」
・・その時は意味が分からなかった。
【manipulator】操る人、とでも訳しておこう。
簡単に言うなら、バックミュ-ジシャンの「音のまとめ役」であり、
必要に応じてアレンジもこなせるような人材を指す。
こちらの意図したものを伝え、それに基いてバックの音を作り上げてくれるから
スタジオに入ってからは微調整だけで済む、という訳だ。
プロである彼は、その図式が一番負担がかからないことを強調したのだが
周囲にそんな人材は居なかったし、人を雇うとなると金もかかる。
「あ、そう」と軽く聞き流していたけれど、
実際始めてみるとその言葉の重みを身に凍みて感じた。
バンドは生身の人間が介在するだけに、思うように事は捗らない。
スタジオで放出されるエネルギ-は相当なものとなり疲労を増してしまうのだ。
ゆったりと、楽しみながらやるためにもマニピュレ-タ-は不可欠、だね。
次回の教訓にしておこう。
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# by hikagenokazura | 2004-11-20 02:39

昔の名前で出ています

【かずら音楽舎】を、ちょっとだけリニュ-アルして写真を載せてみた。
と言っても、前から用意してあった物をアップしただけのことだけど。
何の変哲も無いスタジオ内の風景・・決してお見せできるような代物ではない。
ましてや僕の顔ときたら、ミュ-ジシャンとはほど遠い気がする。
こりゃビジュアル的には売れないワ。失敗だったかなぁ~
と思っていた矢先、「いい顔してる」と知人からメ-ルを戴いた。
褒められると単純に喜ぶ性格だけど、こればっかりはねぇ。。
歌ってる時の眼が嫌いだから、サングラスまでかけようかとしているくらい
今回のステ-ジでは自分の表情を隠すつもりだった。
客席との距離が全く無いから、眉間のシワまでよく見えるだろうからね。
けど、どうしてこんなに苦しい表情でいつも歌うんだろう?

サングラスと言えば、早川義夫氏を思い出す。
男の情念を独特の声で聴かせる彼の歌に、真っ黒な眼鏡はよく似合う。
その奥の眼は、きっと鋭く冷たい光を放っているんだろうとずっと思っていた。
最近になって、度の強い眼鏡をかけた彼の素顔を目にした。
想像とはかけ離れ、とても優しい可愛いらしい眼で笑っていた。
光を遮断するサングラスとは、見る者も見られる者も
全く違うイメ-ジを植え付けてしまうのかも知れない。

まあいいや、今さら素顔を隠したところで何の得にもならないだろうから
こんな顔で申し訳ないけど、公衆の面前に曝け出しましょう。
さしずめ「昔の名前で出ています」ってとこかな。
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# by hikagenokazura | 2004-11-19 03:07

VSかずら少年

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数年間使っていなかったフェンダ-を磨き上げ弦を張り替えた。
思った。馴染まない。ボディの重さに閉口して、弦の臭みが鼻に付いて。
アコギのブロンズ弦とは違い、エレキ弦にはオイル臭さがある。
車をいじった後のような臭いが好きになれないし、そもそも似合わない気がする。
形から入る人間は、見栄えを人一倍気にするのだ。
どうしよう・・とりあえず次回のスタジオに持ち込んで考えることにしよう。

今日はいくぶんいいようだ。
パラノイアが激しくて、病的な浮き沈みを繰り返す毎日。
ひとたび過去の記憶が甦ると、その時の精神状態に陥ってしまう。
ここ数日間ずっとそうだった。
被害妄想と偏執的な異常さが交錯して頭の中がこんがらがっている。
バンドのメンバ-に今後の道筋を示さなくてはならないと云うのに
そこまで考えが及ばないことが申し訳なく思う。

封印していた30年ほど前の曲を歌ってみた。
不思議なくらいよく覚えている。我ながら名曲だと思った。
ギタ-1本では歌えない曲だから、この機会に是非やってみたい。
そう思いながら先へ進めると、当時の光景がリアルに甦る。
西陽が差し込む部屋で音楽に浸っていた「あの頃」の全てが。
【かずら】の名前で再び世に出ることで、
置き去りにしてきた大切な物が見つけられる・・そこから始まった。
けどそれは、思い出したくもない忌まわしい出来事まで甦らせたりもする。
こんなに苦痛が伴なうなんて考えてもみなかった。

過去と現在が、自分の中で共存できるように吹っ切らなくては。
悲しい目をした「かずら少年」なんかに負けてなるものか!
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# by hikagenokazura | 2004-11-16 03:02

友へ

やさしさ・・って何だろう?
居心地が良いと、相手が持ち得てないものまで、
勝手な妄想だけが先走りして、つい求めすぎてしまう。
人間、いつも笑ってばかりいられる訳じゃない。
頭では解っていても、どうしようもない時がある。
人恋しくて仕方のない時がある。
こんな時、微笑みの消えた顔はとても残酷に見えるものだ。
求めるものを全て受け入れてくれるのも、
或いは冷静に諭してくれるのも、
ときに叱咤されるのも、
全てが「やさしさ」だと受け止められるほど僕は大人じゃない。
今さら駄々をこねて、欲しい物をねだる自分の姿はとても醜い。

僕は思い上がっていたのか、ずいぶんと喋りすぎたようだ。
敢えて吐露しなくてもいいことまで、たくさんたくさん話しすぎたようだ。
全て白状して、素っ裸になる危険を顧みなかったのだとしたら
何と浅はかな人間なのだ、僕は。
今のままで十分だろうに、一体それ以上の何を求めたと言うのだろう。
悲しい目をして同情を求めたのか?
それとも乱暴さを装うことで甘えていたのか?
大切な人の、心を踏みにじってしまった事を後悔している。
僕は、自分の欲しい「やさしさ」だけを強要していたのだ。
悪い癖だ。何度繰り返しても治らない。情けない。。。
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# by hikagenokazura | 2004-11-15 01:25

男・・って

仕事場で、挨拶代わりに若い子たちから冷やかされる。
「おじいちゃま、おはよう♪」なんて具合にサ。(殴るゾ)
そんな時も、気になるのは自分の表情。(ニヤけてないか?)
まったく男って奴はだらしない。締りが無い。(自分だけか?)
もっとメリハリのある顔で人と接してみたいもんだな。(願望?)
などとブツブツ言いながら「男」ってものを考えてみた。

男は気分屋で、いつまで経っても子供以上に我が儘だ。
おまけに、臆病なくせして危機管理も出来てない。懲りない性分だ。
生理が無いから血を見ることにも弱い。
ちょっと出血しただけで右往左往してしまう。
それは子供を身篭る女性の強さ、逞しさの足元にも及ばない。
女性は大地のように、どっしりと腰を据えている。
些細なことでは動じないし、何でも受け入れる寛大さがある。

そして友達付き合いの巧みさ、これも男とは比較にならない。
たとえば女性の側から見れば、異性との「友情関係」はごく自然に成り立つものだろう。
けれど、たぶん男にはそれが無い。
無いと言うより、いつかそれは恋愛感情に摩り替わって行く。
勝手に一人で走り出して、燃え上がって、灰になっちまう。この繰り返し。
何度痛い思いをしても、頭が悪いのか何遍でも同じ間違いを仕出かす。
現実を見抜く目が無いのか、空想ばかりで現実が見えないのか、
同じことで何度も親に叱られるガキみたいなもんだ。はあ・・

これ、みんな僕のことだね。世の男性諸氏、すまん!
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# by hikagenokazura | 2004-11-12 02:17