黒猫のジジ
2004年 12月 07日
早朝、ジジが亡くなった。
僕がまだ寝ている間に、家族が慌てて病院に駆け込んだけれど
彼女が再び息を吹き返すことはなかった。
享年10歳、我が家の他の猫と比べるとずいぶん短命ではあるが
肥満が進んだ動物の寿命は短いものなのだ。
それにしても急だった。
前の晩、とくに変わった様子も無く
今朝だって、いつもと同じようにニャオニャオ鳴いて餌を求めていたという。
お皿にヒルズのシニアを入れて、2階へ着替えに上がった途端
何かが床に落ちる音がして、降りて来てみると部屋の真ん中に倒れていたらしい。
苦しんだ様子も無いところを見ると、いわゆるポックリ・・のようだ。
病院で診てもらっても死因は解らないまま、彼女は無言で帰宅した。
肥満していたことを除いて、病気らしい病気はしたことの無い子だった。
幾つになっても甘えん坊で、話しかけるとゴロゴロと喉を鳴らす子だった。
明日火葬場へ行くときは、好物の刺身でも添えてあげよう。
ふだんは大根しか食べない?子だったから、
最後くらいは奮発して「身」の方を入れてあげるとしよう。
ジジちゃん、さよなら。
子供たちが小さい頃から一緒に暮らしていた家族が、また一人減ってしまった。
by hikagenokazura
| 2004-12-07 15:38